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伝統と歴史

創業120年。大阪駅から始まった水了軒の”お弁当”の歴史。
常に美味しいお弁当を追いつづけながら築き上げてきた水了軒の伝統と歴史を3つの切り口で紹介します。

 伝統と文化

120年間続いてきた伝統の味

水了軒は創業の明治21年(1888年)から約120年、変遷する日本と共に歴史を刻みつつ、常に「手作りの味」にこだわり、より美味しいお弁当作りに情熱を注いできました。同時に長い道のりの結果生まれた「水了軒の味」を守りながらも、常に時代の変化に応じて新しいものもどんどん取り入れています。 その結果として今ある水了軒のお弁当には、美味しさがたくさん詰まっています。
(写真は列車内の旅行者にお弁当を売る立売り。昭和初期)

社名の由来は「水あめをうる軒」

水了軒の創業者である松塚孫三郎は、大阪曽根崎新地で「雲煙屋」という煙草の卸と小売りを営んでいましたが、大阪にまだ構内営業がなかったので、鉄道頭の井上勝より許可を受け営業を開始しました。時は明治21年(1888年)、東海道線は新橋=神戸間全通の前年のことでした。
当初は夏の間だけ駅構内の掘抜き井戸の冷たい水にハチミツを入れ「冷やしあめ」として販売していたことから、「水あめをう(了)る軒(みせ)」、「水了軒」と称しました。井戸水を使っていたことから「イゲタ」、創業者松塚の「マ」の字を入れたものが社章となっています。
( 写真は制服の立売り 大正期)

昭和天皇皇后両陛下より、御弁当の御下名

天皇皇后両陛下は昭和45年(1970年)大阪で開かれていた万博博覧会のために来阪され、帰京時の新幹線車内において召し上がられるお弁当のご用命を二度にわたり賜りました。
これも水了軒の長い歴史に基づく確かな味があればこそ。私達はそれを誇りに思いながらも、その味をより多くの人々へ伝える努力を怠ってはならないと肝に銘じ、お弁当を作り続けています。

 水了軒の歴史

創業120年の歴史を紹介


明治21年 水了軒 創業。大阪駅構内で営業をはじめる。

      主力商品は水あめだったが、営業品目中にはあんぱんが含まれていた。


明治23年 大阪駅構内で弁当・寿司・茶・ビール豆瓶の販売をはじめる


明治27年 山陽鉄道広島駅に進出し構内営業を開始。本店も広島県に移転。


明治29年 山陽鉄道広島駅構内で弁当・寿司・茶の販売を開始
      山陽鉄道姫路駅支店を開業


明治30年 山陽鉄道柳井津駅支店開業


明治31年 本店を大阪にもどす


明治32年 南海鉄道堺駅支店開業


明治33年 南海鉄道和歌山駅支店開業


明治34年 阪鶴鉄道、池田駅支店・三田駅支店・福知山駅支店を開業
      阪鶴鉄道全線で車内販売をはじめる
      和食を供する食堂車、および南海鉄道の喫茶つき急行列車における食堂車
      3等急行の和食堂車では琵琶湖産のしじみ汁をメニューに加え評判となる。


明治39年 東海道線3等急行列車に和食堂車を連結し営業
      南海鉄道難波-和歌山間に喫茶付き急行列車の運転が開始され、列車食堂を営業


昭和 6年 合名会社に組織変更


昭和22年 東海道線、大阪-三宮間で車内販売をはじめる



昭和23年 大阪駅構内の売店で弁当類の販売をはじめる


昭和25年 合資会社に組織変更


昭和39年 東海道新幹線開業にともない新大阪駅構内で営業をはじめる


昭和40年 本社・工場を大阪市北区芝田町に移転



昭和45年 天皇陛下・皇后陛下・皇太子殿下・美智子妃殿下に弁当を献上


昭和62年 JR発足により構内営業はJR西日本およびJR東海の管轄に



平成 9年  大阪ドーム開場に伴い大正駅で駅弁販売を開始


平成13年 本社・工場を大阪市淀川区野中北に移転


平成14年 JR天王寺駅構内で営業をはじめる


平成17年 株式会社に組織変更


 駅弁ギャラリー

明治21年から今日まで、多くの人に愛され続けてきた水了軒の駅弁。
水了軒の駅弁は伝統の味を守りつつ、つねに時代に合わせた工夫を重ね120年の歴史をつくりました。ここでは、駅弁の写真を通して水了軒の歴史を巡ります。

大正

弁当を包むパッケージひとつにも漂う時代色。添えられた絵や写真、但し書きの隅々に、当時の風俗、世相が反映されています。

大正15年夏季
大正15年秋季

 

戦前戦中

軍事色が濃く、物質不足を反映、戦線の後方における国家総動員の精神がうかがわれ、代用食弁当(サツマイモ)が売られていました。

昭和7年
御辨當
昭和8年
上等御辨當
昭和12年
上等御辨當
昭和13年
上等御辨當
昭和15年
お茶ツキ御辨當
昭和18年
上等御辨當
昭和18年
甘御辨當
昭和18年
御辨當
昭和19年
御辨當
 

昭和20年~平成20年

戦後から高度経済成長、そして平成。人々の生活が豊かになり、駅弁もバラエティー豊かになりました。昭和39年に登場した新幹線でも駅弁はお客様の楽しみの一つとして親しまれました。

昭和20年頃
小鯛雀すし
昭和20年頃
上等御辨當
昭和43年頃
シューマイ弁当
昭和53年
三色すし
昭和63年
四季の花だより弁当
昭和63年
浪速の明橋
昭和63年
浪速弁当
昭和63年
OSAKA御堂筋弁当
昭和63年
焼売
昭和63年
松花堂弁当
昭和63年
花こばこ寿し
昭和63年
ドライカレー弁当
昭和63年
オードブル
昭和63年
酒の友
昭和63年
お弁当
昭和63年
うなぎめし
昭和63年
お弁当
昭和63年
小鯛すし
昭和63年
洋風べんとう
昭和63年
大阪寿し
昭和63年
お好み寿し
昭和63年
浪速寿し
昭和63年
あげまきすし
昭和63年
鯛すし
昭和63年
赤阪弁当
昭和63年
八角弁当
平成15年
特急「懐かしの雷鳥」号
特別記念弁当
平成20年
「0系」営業運転終了記念弁当
大阪弁VS博多弁

駅売り茶

昭和4~5年頃
昭和25年頃
2種類の瓶
名前入り改良型
昭和39年1月
 

ハッピ

番重

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